今使っているシャンプーの「香りの成分」、気にしたことはありますか?
こんにちは。 D+TRAD(ディー・トラッド)ヘアケアブログ編集部です。
12月に入り、空気の乾燥や寒さを感じる季節になりましたね。 この時期は、髪や頭皮のコンディションが変わりやすく、 毎日使うシャンプー選びを見直す方も多いのではないでしょうか。

さて、 今使っているシャンプーの「香りの成分」について、 じっくり考えたことはありますか?
シャンプーを選ぶとき、意外と大切な「香り」 シャンプーを選ぶとき、
泡立ちや洗い上がりと同じくらい大切なのが「香り」です。
いい香りだと、 バスタイムが少し楽しくなったり、 一日の終わりに気持ちが整ったりしますよね。
一方で最近、 柔軟剤や洗剤の「香りが強すぎる問題」が話題になっているのを、
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
では、その香りはいったい何からできているのでしょうか。
そこで今回は、 シャンプーの「香りの成分」について、 今知っておきたい基本的なポイントを整理してみます。

シャンプーの香りの正体 多くのシャンプーには、 成分表に 「香料」「フレグランス」「Parfum」 と記載されています。 これは、 •天然精油だけとは限らず •複数の合成香料をブレンドしたもの である場合がほとんどです。 香料そのものは、 すぐに「危険」とされるものではありません。 ただし、 中身が一括表示されるため、 具体的に何が含まれているのかが分かりにくい という特徴があります。

なぜ今、「香り」が問題になっているのか 最近よく話題になるのが、 柔軟剤や洗剤に使われている 「香りが長く残る仕組み」です。 その正体のひとつが、 香りを閉じ込めた香料のマイクロカプセル。 このカプセルは、 服が擦れたときなどに壊れて、 少しずつ香りを放出します。 問題視されているのは、 このカプセルの殻が、 プラスチック系素材で作られている場合があること。 環境分野では、 これらがマイクロプラスチックとして環境中に残る可能性が 指摘されています。

体に「蓄積される」のか? ここは、とても大切なポイントなので、 お伝えします。 現時点で、 •香りカプセルや合成香料が •人体にどのように蓄積し •明確な健康被害を引き起こすか について、 科学的に断定できる十分な証拠は、まだ揃っていません。 つまり、 •「絶対に体に悪い」と言い切れる段階ではない •しかし「何の影響もない」とも言い切れない このグレーな状態だからこそ、 注意喚起が増えているというのが実情です。

実は、シャンプーも無関係ではありません 香りを長く残す技術は、 柔軟剤や洗剤だけでなく、 ヘアケア製品にも応用され始めています。 だからこそ、 毎日使うシャンプーの香りについても、 一度立ち止まって見てみる価値があります。 今日できる、いちばん簡単なチェック それは、とてもシンプル。 今使っているシャンプーの「全成分表示」を見てみること。 •香料として何が書かれているか? •精油名が具体的に記載されているか? •不安に感じる成分が含まれていないか? 知るだけでも、 シャンプーの選び方は少しずつ変わってきます。 香りは「悪者」ではありません 香りそのものが悪いわけではありません。 大切なのは、 どんな成分からできている香りなのか。 そして、 「何が入っているかを知った上で選ぶこと」。 それが、 これからのヘアケアの新しい基準になっていくのだと思います。

香りだけでなく、洗浄成分にも注目を シャンプー選びでは、 香りと同じくらい洗浄成分も重要です。 洗浄力が強すぎるシャンプーは、 頭皮の乾燥や皮脂バランスの乱れを 引き起こす可能性があります。 低刺激で保湿力のある洗浄成分、 たとえばココナッツ由来の •アミノ酸系洗浄成分 •ココイルグルタミン酸TEA •ココイルメチルアラニンNa などを選ぶことで、 頭皮にやさしいケアがしやすくなります。 シャンプー選びで注意したい成分例 一般的に、洗浄力が強いとされる成分として、 •ラウレル硫酸ナトリウム •ラウレス硫酸ナトリウム が挙げられることがあります。 すべての方に合わないわけではありませんが、 乾燥しやすい頭皮の方は、 一度成分表示を確認してみるのもひとつです。

おわりに 毎日使うシャンプーだからこそ、 少しだけ成分に目を向けてみる。 それは、 不安になるためではなく、 自分に合った選択をするため。 次にシャンプーを手に取るとき、 ぜひ一度、裏面の成分表を見てみてください。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


シャンプー選びは、 香りや泡立ちだけでなく、 成分を正しく理解することが大切な時代になっています。 D+TRADでは、 髪と頭皮にやさしい処方を追求し、 日々のケアを心地よいものにする製品づくりを続けています。 これからも、 健やかな髪と頭皮を育てるための情報を、 わかりやすく発信してまいります。 \あなたにぴったりのヘアケアが見つかりますように/
